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「県内語り部講話」第1回を開催!

7月17日、みやぎ東日本大震災津波伝承館「思い致す場」にて、多くの方々のご協力をいただき、第1回目の県内語り部講話を開催することができました。

今後、県内各地から語り部さんをお招きする予定ですが、初回は、震災遺構となっている山元町の中浜小学校で当時校長先生をされていた井上剛さんにお越しいただきました。

小学校校長として自身がとられた行動を、中浜小学校校舎と波しぶきの高さの比較写真、近くの高台までの道のりを撮影した写真など、わかりやすい資料を元に紹介いただき、「津波が来るのが10分後と言われたら、自分ならどうしますか?」との問いかけをされていました。

 伝承館を整備された東北国営公園事務所、伝承館の展示運営と本事業補助をいただいている宮城県のご助力をいただき、また、参加型運営協議会伝承部会との共催として、会長の黒澤さんからはひまわり展の開催中にも関わらず講話の場所や音響機材を調整いただき、また石巻観光ボランティア協会さんは、来館者に語り部講話を聴いてくださるよう、ご案内をいただきました。

アンケートでは、「災害があったとき、ためらわず避難したい」という声や、被災地を実際に訪れることの大切さ、「震災を知らない世代にも伝え続ける重要性を実感した」という声などがあり、半分以上の方が「(中浜小学校を)絶対訪れたい」にチェックをされていました。

 

第2回は、8/1(日)11:00~12:00にて開催予定で、震災当時小学生だった、雁部那由多さん(東北学院大3回生)にお話しいただきます。

第3回目以降も月2回程度開催で、決定次第ご案内させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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