石巻市中央地区に2014年3月31日に開館した「震災伝承スペース つなぐ館」は、2021年3月31日をもって閉館することとなりました。
今年の1月11日(月)付けで一般向けの展示を終了させていただいた後は、コロナ禍でご要望の多いオンライン語り部の会場として活用するほか、MEET門脇のオープンに向けての準備に利用しておりました。開館以来、累計で約24,000名もの方々にお越しいただき、心から感謝申し上げます。
なお、館内で展示させて頂いていたシージェッター海斗やNPOの活動記録などは、2021年3月8日にオープンした伝承交流施設「MEET門脇」に引き継がれております。また、震災学習プログラムの会場や集合場所などにもなっておりましたが、今後は予約時にその都度ご連絡させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
東日本大震災の記憶を後世へとつなぐ情報ステーションとして2014年3月に開館、伝え続けることで救える命があることを信じ、防災・減災の取り組みや、安心・安全な街づくりへの貢献をめざして運営しています。2015年4月に移転し「奪い去られたもの、失うまいとしたもの」と題したコンセプト展示を中心に、中心市街地の模型や地元メディア、ボランティアの活動記録などを紹介しています。また、「震災の語り部」や「防災まちあるき」などの震災伝承プログラムの拠点としても活用しています。