カテゴリー:事業内容

宮城県震災伝承活動推進研修のご案内

東日本大震災の伝承活動推進のため、宮城県震災伝承活動推進研修の委託を受け、3回の研修を開催します。
2021年1月に第3回目の研修を実施しますので、ご参画をいただきたく、お願い申し上げます。

目的

宮城県内で東日本大震災の伝承に取り組む主体が、東日本大震災と同じ被害と混乱を繰り返さないために、互いの活動を学び、つながりを広げ、今後必要とされる伝承活動を深めあう。

対象者

 伝承活動団体,震災伝承施設,自主防災組織,教育機関の方々


第3回研修は無事終了致しました。
 第3回研修の内容を報道いただき、ありがとうございました。
WEBにて紹介いただいているURLを共有させていただきます。

仙台放送 震災の教訓を後世に…「語り部」が研修会 山元町 中浜小学校

NHK 震災伝承研修会が中浜小で開催

第3回研修

<日時>1月18日(月)13:00~
<会場、集合場所>震災遺構中浜小学校
 住所:〒989-2111 宮城県亘理郡山元町坂元久根22
<研修内容>

13:00 開会
13:10 震災遺構中浜小学校見学
   震災遺構語り部:井上剛氏、山元町職員:八鍬智浩氏
14:30 つばめの杜ひだまりホールへ移動
14:50 山元町職員 八鍬智浩氏による解説
15:10 やまもと語り部の会 井上剛氏による解説
15:30 東北大災害科学国際研究所佐藤准教授によるふりかえりワークショップ   「学びを共有し,自分・組織に知恵を取り込む」
16:30   閉会
(変更の可能性があります)

<学びのポイント>
 東日本大震災で被災し、児童など90人が一夜を過ごした山元町の中浜小学校が震災遺構として令和2年9月26日に公開されたばかり。
 避難者が身を寄せた屋根裏の倉庫や校舎内は、訪問者に考えを促す工夫がされており、被災当時の校長から避難の判断や伝承活動の重要性を紹介いただくと共に、平成25年から継続されてきた地域の語り部活動と、公的な伝承施設における連携を学びます。

指導、助言

東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授

参加費
  • 研修受講料は無料です
  • 研修会場までの交通費は、各自ご負担ください
  • テキスト代等は必要ありませんが、筆記具等各自ご持参ください。
新型コロナウイルス感染症対策

 宮城県の対処方針に対応した防止対策を行います。

お申込み方法、申込み期限

第3回の研修については、以下のGoogleフォーム、もしくは、メール(info@3.11support.com)にて1月8日まにお申込み下さい。

参加申し込み用Googleフォーム
(3日間全てにご参加いただくことで多角的な学びの機会になることを企図しておりますが、1回ごとの申し込みも可能です)


<第1回、第2回研修は無事終了致しました。
 引き続き、第3回研修のお申込みを受け付けております>
 第1回研修の内容を報道いただき、ありがとうございました。
WEBにて紹介いただいているURLを共有させていただきます。

日本経済新聞 震災伝承の課題共有、宮城県が研修会を初開催
河北新報 震災伝承 課題を共有 気仙沼 県、担い手集めて研修会
時事通信 震災伝承で初の研修会 「語り部同士が連携を」―官民向けに県主催・宮城
NHKニュースWEB 震災伝承を考える研修会
朝日新聞 県内の震災伝承関係者、初の合同研修会
毎日新聞 県伝承活動研修会、開始 次代の語り部たちへ/宮城
FNN 各地の語り部が“お互いを学ぶ” それぞれに特色あり〈宮城・気仙沼市〉

 第1回研修(第1部)

<日時>12月3日(木) 13:00~
<会場、集合場所>気仙沼市、お伊勢海水浴場駐車場集合
 住所:〒988-0245  宮城県気仙沼市波路上杉の下

<研修内容>
13:00 開会
13:05 階上地区まちづくり振興協議会
   (杉の下地区での語り部)
14:00 各自、気仙沼市震災遺構・伝承館へ移動
14:15 気仙沼市震災遺構・伝承館見学
   (伝承館語り部による案内)
15:45 佐藤克美館長による解説
 (行政の施設展示の工夫、語り部ネットワーク)
16:05 東北大災害科学国際研究所佐藤准教授によるふりかえりワークショップ
   「学びを共有し,自分・組織に知恵を取り込む」
16:50 閉会
<学びのポイント>
気仙沼向洋高校の旧校舎を活用して整備され、平成31年3月10日のオープン以来、約1年半で10万人が来館。
多くの来訪者を引き付ける当施設における遺構保存や展示更新などの施設運営の工夫、行政と地域住民の組織であるけせんぬま震災伝承ネットワーク、市内中高との連携、次世代の担い手の参画の事例解説を受け、震災伝承施設と地域主体の語り部活動のそれぞれの持続可能性と連携強化のあり方を学びます。


第1回研修(第2部)

(※宿泊費、交流会費は各自ご負担いただきます)
<日時>12月3日(木) 宿泊
<会場、集合場所>南三陸まなびの里いりやど
 住所:〒986-0782 宮城県本吉郡南三陸町入谷字鏡石5番3
<研修内容>
18:00 夕食
19:00 いりやど職員三浦貴裕氏より取り組み紹介
19:30 東北大災害科学国際研究所佐藤准教授によるワークショップ
  「現在と今後の伝承の課題や展望」
20:30 (中止)交流会
 ※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、
当初予定していた交流会は中止させていただきます
<学びのポイント>
2013年3月にオープンした宿泊研修施設で、宿泊者限定の震災学習プランやオーダーメイドの団体研修を提供。
震災当時は戸倉中学校で被災し、語り部としても活動するスタッフから、宿泊施設ならではの伝承のあり方を学び、交流人口増加や収益性の向上などの視点を取り入れると共に、語り部や伝承施設のあり方などを率直に語り合う機会を設けます。


第2回研修

<日時>12月4日(金) 9:30~
<会場、集合場所>栗駒山麓ジオパークビジターセンター
 住所:〒989-5372 宮城県栗原市栗駒松倉東貴船5番地
<研修内容>
09:30 開会
09:40 栗駒山麓ジオパークビジターセンター見学
   (スタッフによる案内)
10:40 職員佐藤英和氏による解説
   (施設運営の工夫、 ジオガイドとの連携等)
11:00 東北大災害科学国際研究所佐藤准教授によるふりかえりワークショップ
   「学びを共有し,自分・組織に知恵を取り込む」
12:00 閉会
<学びのポイント>
「栗駒山麓ジオパーク」を地域内外へ発信し、体験や学習の場を提供する活動拠点施設として平成31年4月にオープン。栗駒山麓ジオガイドは平成20年岩手宮城内陸地震をはじめ、噴火災害,洪水災害といったオールハザード災害の歴史・経験・記憶を後世に伝えています。
過去の災害の教訓伝承や発信の工夫を学び、日本ジオパークとの連携やジオガイドとの連携に触れることで、広域にわたる被災地での官民連携での伝承のあり方を考える機会につなげます。


 

 東日本大震災から10年を迎える本年度に、県内各地で伝承や防災・減災活動に取り組んでおられる方々にご参加いただくことで、顔の見える関係づくりに寄与し、互いに高め合う機会となれば幸いです。

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