3.11メモリアルネットワークでは、「災害で命が失われない社会」を目指し、地域の方々にご協力いただきながら震災学習プログラムを開催しています。
プログラム紹介第3回では、現在は震災遺構として公開されている門脇小学校で、語り部による講話と共に、門脇小学校内部の展示とMEET門脇、石巻南浜津波復興祈念公園のガイドを当団体スタッフが担当した行程をご紹介いたします。
【スケジュール】
14:15 震災遺構門脇小学校バス乗降場所 到着
14:15~15:00 語り部による講話(震災遺構門脇小学校内:多目的学習室)
15:00~15:45 震災遺構門脇小学校ガイド
15:45~16:15 MEET門脇~石巻南浜津波復興祈念公園ガイド
今回のプログラムでは、ガイド前に門脇小学校内部の多目的学習室をお借りし、震災当時門脇小学校で教頭先生を務められていた佐藤祐一郎さんのお話しをお聞きする時間が設けられました。
まずは外観から門脇小学校の現在の様子をお話しいただいた後、多目的学習室へ移り震災前の町の様子と、佐藤さんが小学校で被災し、保護者や地域の方々と火災が発生した校舎から裏山へ脱出するまでの経緯について、プログラムに参加した学生たちにお話しいただきました。
佐藤さんのお話しを聞いた後は、当団体スタッフより門脇小学校内部の展示ガイドをさせていただきました。震災当時のお話しを聞いてから実際に被災した校舎の様子や展示室の見学をすることで、参加した学生たちはよりリアルに震災を知り、学習することができたことと思います。
門脇小学校を見学し終えた後は、MEET門脇、石巻南浜津波復興祈念公園を見学し、被災した地域の現在の様子をより深く理解し、防災の取り組みへ繋げてもらえるよう、案内をさせていただきました。
このプログラムは、参加された団体のリクエストを組み込んだオリジナルの行程での実施となりました。様々なご要望に対応しながらプログラムを提案させていただいております。
サイトに記載されている行程では参加が難しそうな場合でも、ご案内の内容を変更できるプログラムもございますので、是非お問い合わせください。
プログラム・語り部の概要とお問合せ、お申込みはこちらのページから
https://311support.com/wp2/learning_tour