災害と復興による劇的な変化を経た現場で、自身や家族の守るべき命を思い起こすと共に、「避難の連鎖」で地域を救ったリーダーシップを体感します。
事例を元にしたハザードマップワークショップにより、一人ひとりのリスクマネジメントへの主体性を引き出します。
1日目に津波と火災の爪痕が残る現場で、一人の個人として命に向き合うマインドセットのフィールドワークを設け、祈念公園での杜づくりでチームビルディングを行います。
2日目には、激変する環境下で命をつなぎ、未来を拓いてきたリーダーシップ像に触れることで、企業や社会が抱える課題を解決するために求められるリーダー像を現場で深めるワークを開催します。
恒例の防火避難訓練や危機管理の社内研修と組み合わせ、東日本大震災の甚大な被害規模、垂直避難の大切さ、避難所の運営、従業員の安否確認と復旧、日頃の訓練が生んだ迅速な避難、企業の再建など、マニュアルでは想定しづらかった実際の体験談を通じて、防災意識の喚起にお役立てください。
専用機材とノウハウより、語り部さんのメッセージを皆様へお届けします。「投票」機能を利用し「自分だったらどうするか」をその場で回答してもらうなど、主体的に参加できる仕組みも取り入れています。
※特にご指定が無い場合はZOOMを使用。
岩手・宮城・福島県を巡り、東日本大震災の教訓を生かしていただく研修を企画・調整させていただきます。
<研修候補先>
○(岩手県釜石市)「いのちをつなぐ未来館」
・釜石東中生と鵜住居小生が高台避難した経路を当時の生徒と体験
○(岩手県大槌町)大槌町役場跡等
・町長以下幹部が犠牲になった現場視察
○(岩手県陸前高田市)いわてTSUNAMIメモリアル、道の駅
○(宮城県石巻市)震災遺構大川小学校
・児童74人と教員10人が犠牲になった現場視察、語り部と意見交換
○(宮城県石巻市)震災遺構門脇小
・津波火災で焼けた小学校遺構を視察、当時の校長と意見交換
○(宮城県女川町)遺族慰霊碑
・銀行屋上避難指示により行員12人が犠牲になった現場視察
○(福島県双葉町)東日本大震災・原子力災害伝承館
○(福島県大熊町)帰還困難区域・中間貯蔵施設内
・大熊未来塾の案内で帰還困難区域を視察
様々なオリジナル研修・ツアーをご提案させていただいています。
ご希望の内容や訪問先、人数、開催時間などをお申込みフォームの備考欄にご記入ください。プログラムの企画調整、連絡、清算まで一括してお受けします。
【実績1】
●内容:石巻市の2つの震災遺構(大川小学校と門脇小学校)の両施設で訪問を希望。各施設にバス2台ずつ、午前・午後に分けて訪問し、対比により学びを深めるプログラムを提供。
●案内ポイント
・震災遺構大川小の校門、校舎、裏山などのポイントを巡りながら大川伝承の会による語り部ガイド。
・震災遺構 門脇小学校の展示ガイドと共に、当時の避難ルートを歩く体験や、門脇小学校の学区だった祈念公園内も案内
●人数:大型バス4台(約160名)
●時間:3時間30分
【実績2】
●内容:南海トラフ地震被災想定自治体の中学校が、日和幼稚園遺族有志の会の語り部の講話と講話に関係する5地点訪問を希望。ガイドがクラス毎に時間差で現地を案内。「とにかく語り部の効果が高い」と毎年リピート。
●案内ポイント
・アイリンブループロジェクトの花壇
・震災遺構 門脇小学校の校庭
・資料館MEET門脇(講話会場)
・幼稚園
・幼稚園バスが発見された場所
・慰霊碑
●人数:約200名(大型バス6台)
●時間:1時間45分
【実績3】
●内容:バス12台の修学旅行のご依頼。震災遺構 大川小又は門脇小への時間差訪問。石巻市雄勝地区、石巻市北上地区、石巻市街地、女川町の地域団体にも協力いただき、各クラスにかけがえのない体験を提供。
●時間:4時間