新型コロナウイルスの影響で、東北各地で東日本大震災の語り部活動をしている方が、直接「震災の教訓」や「思い」を伝える機会が失われています。
「伝えたくても伝えられない」状況を何とかしたい。そんな思いから、若者を中心に新しいかたちでの伝承活動を模索するプロジェクトが立ち上がり、語り部さんの活動を紹介する動画を制作しました。
今回の動画に登場する宮城県東松島市出身の武山ひかるさんは、震災当時小学4年生、高校時代から現在まで語り部活動を続けられています。震災当時の避難所での経験や、日常生活で出来る災害への備えについて、お話いただきました。
これが完成形ではなく、先の長い取り組みだと考えておりますので、「こういう工夫をしたらいいのでは」、「こんな操作で良い表現ができる」など、様々な観点からご助言をいただければありがたいと思います。
動画をきっかけとして、新型コロナウイルスが収束しましたら、ぜひ被災地に足を運んでいただければと思います。家庭での災害への備えや、学校での防災教育などにご活用いただければ幸いです。
※6月1日追記
制作過程を含め、仙台放送でニュースにしてきただきました!
コロナ禍でも伝える…「語り部」動画 若い世代の新たな取り組み