11月4日、石巻市総合防災訓練の機会に石巻小学校区と広渕小学校区の訓練をお手伝いさせていただきました。
石巻小学校では今年から生徒の登校日にするということで、先生も町内会の方々も初めての取り組みでしたが、関係者の協力のおかげで、子どもたちと共に多くの方々が参加する訓練となりました。
通学途中に地震が起きたという設定で、生徒たちはそれぞれ近くの公園などにしてもらってから小学校に避難してもらい、一緒に避難してきた地域の方々と、大きなマップを囲みながら避難場所について話してもらいました。
そのあと、「みらいのためにしんさいをふりかえる」をテーマに、コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会と居力して2011年3月11日当時の避難の様子や、石巻小学校の被害について、写真や図で集まった皆様に説明させていただきました。
また、広渕小学校では地域の方々はもちろん、消防やNPOが集まり、学校地域防災連絡会で自主防災組織と連携しながら生徒たちを守る、防災の取り組み紹介をされていました。
あれだけ大きな被害をもたらした東日本大震災も、小学生は高学年がかすかに記憶している程度になってきましたので、改めて避難の必要性や地域での支えあう大切さを知ってもらえる機会となりました。