東日本大震災から8回目の3.11を迎え、今年も石巻市南浜町で「東日本大震災追悼3.11のつどい」が行われました。
当日は雨の中、たくさんのボランティアの方々が実行委員と共に燈籠作りや設置を行いました。
14時46分。サイレンとともに一分間の黙とうが行われた後、青、白、緑のバルーンが空に放たれました。放たれたバルーンの色には意味があり、青は現在、白は過去、緑は未来を表しています。今を想っている人、過去を想っている人、未来を想っている人、一人ひとりの想いが空に放たれていきました。
夕方には雨も止み、空には虹がかかり、南浜を大きく包んでくれました。
夜には、石巻市内の犠牲者と同じ数の灯篭に明かりが灯され、その灯り一つ一つに、地域の方、遠くから訪れた方が鎮魂の祈りを捧げました。
荒天の中、地域の方やボランティアの方々の尽力により今年も追悼行事を開催することができ、遅くまで多くの方々が足を運んでくださいました。
8年前のあの日のこと。その前のこと。その後のこと。
伝え続ける大切さを改めて感じました。