東日本大震災の伝承活動の現状と課題の共有、防災・減災活動の活性化を目的に、2017年より調査を実施しており、今回、2021年12月までの来訪者の現状を速報致します。
岩手・宮城・福島の3県で震災伝承活動に取り組む団体・施設にご協力いただいており、最終的な取りまとめは3月予定ですが、これまでご回答をいただいた震災学習プログラム提供団体(21団体)、震災伝承施設(30施設)の受入数集計結果を、先行して公開いたします。
発災から10年11カ月が経過し、新型コロナの影響も続く今、震災伝承活動も岐路に立っています。
そうした状況下での各地の活動の現状や課題、新たな取り組みについて、多くの方に知っていただければ幸いです。
【参考】2022年10月に詳細な調査報告書を発行いたしました。以下のリンクから、報告をダウンロードいただけます。
「2021年伝承活動調査報告書を公開しました」
震災学習プログラム:21団体(岩手3/宮城16/福島2)
一般社団法人宮古観光文化交流協会、三陸鉄道株式会社、一般社団法人おらが大槌夢広場、階上地域まちづくり振興協議会、一般社団法人南三陸町観光協会、三陸復興観光コンシェルジェセンター、南三陸ホテル観洋、一般社団法人女川町観光協会、一般社団法人健太いのちの教室、一般社団法人雄勝花物語、石巻観光ボランティア協会、大川伝承の会、公益社団法人3.11みらいサポート、奥松島観光ボランティアの会、七郷語り継ぎボランティア「未来へ―郷浜」、一般社団法人ふらむ名取、岩沼市千年希望の丘交流センター、震災語り部の会ワッタリ、やまもと語りべの会、NPO法人富岡町3・11を語る会、いわき語り部の会
震災伝承施設:30団体(岩手3/宮城20/福島7)
いのちをつなぐ未来館、大船渡市防災学習館、東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMIメモリアル)、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館、リアス・アーク美術館(常設展「東日本大震災の記録と津波の災害史」)、唐桑半島ビジターセンター・津波体験館、南三陸ポータルセンター、女川町まちなか交流館、つなぐ館、南浜つなぐ館、MEET門脇、石巻市まちづくり情報交流館(中央館)、石巻市震災遺構 大川小学校、絆の駅 石巻ニューゼ、みやぎ東日本大震災津波伝承館、東松島市震災復興伝承館、KIBOTCHA(キボッチャ)、せんだい3.11メモリアル交流館、震災遺構 仙台市立荒浜小学校、名取市震災復興伝承館、千年希望の丘交流センター、山元町震災遺構 中浜小学校、山元町防災拠点・山下地域交流センター(つばめの杜ひだまりホール)、相馬市伝承鎮魂祈念館、震災遺構 浪江町立請戸小学校、東日本大震災・原子力災害伝承館、双葉町ふれあい広場、東京電力廃炉資料館、福島県環境創造センター交流棟コミュタン福島、いわき震災伝承みらい館
【対象】岩手・宮城・福島の3県で震災伝承活動に取り組む団体、施設
【期間】2021年1月12日〜2月2日
【方法】メールで依頼・回答
【実施主体】公益社団法人3.11みらいサポート
【一部補助】令和3年度復興庁被災者支援コーディネート事業
【アドバイザー】東北大学災害科学国際研究所 佐藤翔輔准教授
【協力】3.11メモリアルネットワーク
※今回の調査は、[第1弾]受入人数調査 [第2弾]アンケート調査 の2回に分けて実施いたします。この速報は、2/2までに回収した[第1弾]のご回答に基づく内容です。
※3月上旬頃に、[第2弾]も含めた調査結果をご報告予定です。