地域団体とともに地域づくりサポートに取り組み、「市民主体での被災の実情と教訓が後世に伝承される体制構築」を支援しています。
東日本大震災後、石巻市には応急(プレハブ)仮設住宅7,122戸が建設され、入居者同士の支え合いが課題となりました。更に、各地に建設が進む復興住宅(:災害公営住宅、4, 700戸建設予定)への移転に伴い、住民主導の新たなコミュニティ形成という課題も生まれています。
「石巻仮設自治連合推進会」(自治連)は、仮設団地の自治会長が中心となって2011年12月に発足した団体で、行政・社会福祉協議会等との協働の場づくり、小規模仮設団地をつなぐ交流イベント、復興住宅における新たなコミュニティを支援する体制づくりを行っています。みらいサポート石巻は、自治連の企画や運営の側面支援を通じて、住民主体のコミュニティづくりをサポートしています。
また、石巻で活動するNPO等が、行政・社会福祉協議会・自治連などの団体と毎月意見交換を行う「いしのまき支援連絡会」の幹事団体として、コミュニティ支援に関わる組織が連携するための場づくりに取り組んでいます。