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NHKスペシャルで避難行動可視化

2021年3月6日のNHKスペシャル「津波避難 何が生死をわけたのか」にて、私たちが取り組んできた100名の避難行動聞き取り結果を取り上げていただきました!

NHKスペシャル「津波避難 何が生死をわけたのか」

また、3月9日のWEBニュース記事にもしていただきました。

巨大津波 多くの命を救う”避難のカスケード”

 10年前のあの日、あの時の詳細な避難行動を聞き取る「あの時プロジェクト」は、2015年に試行、2016年から本格的なヒアリングを開始した、息の長いプロジェクトです。

あの時プロジェクト

 ヒアリングに応じてくださった地域の方々、専門的なアドバイスや津波のシミュレーション映像を提供してくださった東北大学災害科学国際研究所をはじめ、多くの方々の協力により積み重ねてきた100名以上のデータを元に、NHKさんが追加取材を加え、素晴らしい番組にしてくださいました。

 番組を見た地元の方から、「後世に残さなければならない映像」「全国の皆さんに見ていただきたい」と電話をいただきました。

 あの時、うしなわれてしまった命は戻ってきません。南海トラフ地震で想定される16万人もの津波犠牲を少なくするために、「逃げると言える」「避難行動が出来る」方が一人でも増えるために、データが活用いただければ望外の幸いです。

 MEET門脇でも、手作りではありますが、大型シアタールームおよび模型へのプロジェクションマッピングで、「避難の連鎖」や個別の避難行動を教訓と共に紹介しています。

あの時プロジェクト模型投影

 限られた番組の中では紹介しきれなかった避難の傾向と教訓も見出しつつありますので、今後、追加してゆく予定です。

 MEET門脇は、皆さまのご支援を得て、何とかオープンすることが出来ましたが、まだ整備費が約2000万円が不足しています。
 公益法人への寄付には税制優遇が得られ、ご寄付いただいた方々には、銘板にお名前を記載させていただきます。

 何とぞご協力をいただきたく、お願い申し上げます。

伝承施設MEET門脇に寄付する

MEET不足額グラフ

※現在、銘板記載の設置準備を進めております。既にご寄付をいただいた皆様には、改めて感謝申し上げると共に今しばらくのご猶予をいただきたく、お願い申し上げます。

 

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