津波伝承ARアプリ

アプリについて

今ではもう見ることの出来ない東日本大震災の被災前や直後の様子を比較し、当時の津波の高さを体感しながら、防災や避難行動、命の大切さについて考えるアプリです。東日本大震災の被害状況や教訓を伝承すべき財産と捉え、同じ思いをされる方が一人でも少なくなるように、との願いを込め行政・専門機関・地域団体・市民の方々の協力を得て開発しました。

アプリの使い方

メニュー画面では、東日本大震災の被災前や直後の様子を追体験できる「防災まちあるき」機能と当時の津波実績浸水深を体感できる「浸水深AR」機能、南浜・門脇地区の歴史や避難行動、教訓を知ることができる「南浜・門脇ツアー」機能を選択できます。また、設定画面で言語を選択することが可能です。(現在は日本語と英語のみ対応)

防災まちあるき機能では地図の中にあるピンをタッチした際に表示される地点名を選択することで、各地点に移動することができます。地図と航空写真の切り替えや、表示されるピンをカテゴリーごとに選択することも可能です。

各地点では、画面上部にある「震災前」、「震災直後」、「震災後」、「未来」ボタンを選択して、震災前後の写真を見ることができます。また、画面中央下部にある三角ボタンを押して詳細な説明を読むことができます。画面右のスライダーを調整することで写真を透過させることで、現在と以前の風景を併せてご覧いただくことも可能です。一部の地点では、実際に被災した方の体験談や動画を再生することもできます。

「浸水深AR」機能では、石巻市、東松島市、女川町にいらっしゃる際に使用できる機能で、現在地の東日本大震災当時の浸水深を体感していただくことができます。

「南浜・門脇ツアー」機能ではかつて存在した街の記憶や思い出、おひとりおひとりへのインタビュー結果をもとに再現した東日本大震災当日の避難行動、未来の命を守るための教訓をご覧いただけます。

地図画面では震災前、震災直後、震災後の航空写真を切り替えることができます。

「学びポイント」や「おもいでポイント」をタッチすることで様々なコンテンツをご覧いただけます。

「おもいでポイント」では地域の方々が寄せてくださった南浜・門脇地区にまつわる思い出をご覧いただけます。

「学びポイント」では震災前から現在に至るまでの「街の記憶」、東日本大震災当日の避難行動を再現した「避難行動」や未来のいのちを守るための「教訓」をご覧いただけます。

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