2023年11月9日、自治体災害対策全国会議にて、「人が作り、人がつなぐ自助・共助の防災~地域目線のICT活用、ネットワーク形成~」の事例報告させていただきました。
神戸で開催された第12回自治体災害対策全国会議は、全国の自治体首長が実行委員会で、1日目の、防災DXやスマート防災についての最先端の現状講話、熊本県知事からの「逆境の中にこそ夢がある」との講話の翌日、先端技術活用による防災への備え、災害の教訓から進める防災・減災活動のテーマの中で、報告させていただきました。
東日本大震災の対応現場でのeコミマップを活用した側溝清掃の作業可視化や、ARアプリを使った防災まちあるき、ドローンによる記録や、避難行動の可視化などの、12年前から現在までのICTを活用した事例を紹介させていただきました。
防災科学技術検収書やデジタル庁、3.11検索寄付でもお世話になっていLINEヤフーさんが先進事例を紹介される中、地方都市での小さな取り組みではありますが、「ICTも大事だが、案内(人)が大事!」という参加者アンケート結果や、「人」によるネットワークでの東北全体の伝承現状をお伝えし、自助・共助による「人を真ん中にした防災」にできないか?とお話しさせていただきました。
登壇者も統括討論も名だたる方々で、多くの方々の前で「人」による活動、人によるネットワークを紹介する機会をいただき、本当にありがたかったです。
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この自治体災害対策全国会議、来年は宮城県での開催予定とのことですので、東日本大震災の事例を元に、全国の自治体職員を始め、多くの方々に災害対応について考え、行動してもらえるきっかけになればと思います!