私たち公益社団法人3.11みらいサポートは、本日で設立から11年を迎えました。
発災直後の「NPO・NGO連絡会」の事務局としてスタートし、2011年5月13日に前身となる「石巻災害復興支援協議会」として設立、今日まで皆様のご理解とご協力により活動を続けることができました。
改めて御礼申し上げます。
昨年3月には、拠点を石巻市中央地区から門脇地区へと移し、伝承交流施設「MEET門脇」を開館しました。
また、この4月からは「みやぎ東日本大震災津波伝承館」の展示運営をお手伝いさせていただくこととなりました。
コロナ禍でのオンライン語り部や学校での防災教育のお手伝い、岩手・宮城・福島での伝承ネットワーク、民間伝承を支えるメモリアルネットワーク基金助成など、地域に必要とされる活動を広げてきております。
「石巻に復興祈念公園がつくられるらしいが、阪神・淡路のボランティア元年、みたいに、その公園には、こんなにやってくれているボランティアやNPOのことがしっかり残さないといけないのでは・・」などと話していたのが2011年の夏。
それから11年間近くが経過しました。
周囲の環境も活動内容も変化してきましたが、「つなぐ」役割は変わっておらず、これからも「3.11の学びを生きる力に」真摯に活動してまいります。
一人でも多くの命を災害から守れるよう、引き続き、ご助力をいただきたくお願い申し上げます。