石巻津波伝承ARアプリを活用した、初めての防災まちあるきを行いました。
iPadやiPhoneを用いて石巻中央市街地の被災当時の様子や石巻の過去・現在・未来を紹介しながら歩くプログラムに最初に参加したのは、逗子市の被災地派遣研修に応募した、高校生19名でした。
まちあるきは日和山から開始し、津波による甚大な被害があった南側を見ながら石巻津波伝承ARアプリを用いた説明を行った後、山から下りて街なかを案内し、アプリに登録されている被災者の体験談を聞いてもらったり、現在行われている街づくりの様子を紹介しました。
高校生の参加者は、説明を聞きながら震災直後の画像を見て、津波の爪痕を体感していました。
津波浸水実績ARや、津波避難看板ARの機能も試していただき、「私の身長よりも高い」「私の家族がここにいたら・・」と驚く様子も見られました。
つなぐ館では、高校生と逗子市市長とのスカイプでの中継が行われ、街あるきの感想が逗子市長に届けられていました。
復興事業の進捗と共に津波被害の状況がわかりにくくなってゆく中、防災教育のための研修や、津波の教訓を学ぶ目的で石巻を訪問される方々には「石巻津波伝承AR」アプリを活用した防災まちあるきを、是非ご利用いただければと思います。
※「防災まちあるき」プログラムは予約状況によりお受けできない場合がありますので、事前にご確認くださいますようお願いいたします。(実施日の3ヵ月前より予約可能)
一般社団法人みらいサポート石巻
TEL:0225-98-3691 / FAX:0225-98-3692
Email:ganbappe@gmail.com
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