カテゴリー:事業内容
2013.11.20
第4回から第6回の仮設支援連絡会は、「地域の担い手へいかに引き継いでいくか」をテーマに、3回シリーズで実施しました。
第4回(8月8日)
「パート1:地域の担い手の現状について」
既存の地域の担い手について、市や社協から現状の情報提供をいただきました。
石巻市地域協働課
→既存の行政区・自治会・町内会について
石巻市社協地域福祉課
→ 民生児童委員、地元ボランティア団体について
石巻NPO支援オフィス
→地元のNPOについて
民生委員の存在は知っていても、12月に改選されることは初めて知る方も多く、地域の担い手を把握するきっかけとなりました。
第5回(9月12日)
「パート2:自団体と地域の担い手との関連性を見直そう」
参加団体の皆様に、自団体がどのような組織や人と関係があるかを見直し、相関図にしていただく時間を設けました。
その後、グループごとに、地域の担い手との新しいつながりや、強化すべきつながりについてワークショップを行いました。子ども支援の団体から民生児童委員とのつながりを見直すヒントなったとの感想があったり、地元NPOとの協働の重要性について改めて気づいたことを発表するテーブルもありました。
第6回(10月24日)
「パート3:地域担い手との関係づくり」
地域の担い手の実例として、赤い羽根共同募金会「住民支え合い活動助成」を受けている地域担い手3団体からの発表と、「担い手にどう引き継いでいくか」と「どんな協力関係がよかったか」をテーマに、3つにわかれてグループディスカッションを行いました。
私たちは石巻市社会福祉協議会と共催し、資料作成、会場準備、当日の進行のお手伝いなどをしました。
3団体からの活動紹介の後、議題に沿ってグループディスカッションを行い、「外から来た人が自団体に入って支えてくれるのはありがたい」、「常に自分を振り返り、見直すことが必要」などの意見があり、活発な話し合いが行われていました。
最後に、グループごとに話し合ったことを発表し、「地元団体が抱え込みすぎることもあるので、お願いできる範囲を把握してアプローチをすべきではないか」、「ボランティアは”してあげる”ではなく、”一緒にできることを企画する”ことが求められている」などの意見を聞く事ができました。
仮設支援連絡会を通じて情報共有をすることが共感につながり、改めて各団体の連帯感が生まれるのではないか、と感じることもできました。
11月の第7回仮設支援連絡会では、「こんな復興住宅はイヤだ!!を想像してみよう」をテーマにワークショップを行い様々な意見が出てきましたが、12月の第8回連絡会ではその内容を受けて「イヤな復興住宅にならないように私たちに何が出来るか」、議論を深める予定です!
◆第8回仮設支援連絡会: 平成25年12月12日(木)17:00~
ご興味のある団体の参加をお待ちしております。