石巻仮設住宅自治連合会では、毎月第二金曜日に「石巻仮設住宅自治連合会定例会」を開催しています。
石巻の仮設住宅団地を中央、西、東、北の4支部に分け、事前に各支部会にて課題を集約しまとめたものを定例会で報告してもらいます。回を重ねるごとに傍聴者の数が増えてきて、自治連への関心の高さが伺えます。
各支部から報告をいただいた中で一番興味をひかれたのは、支部ごとの報告が具体的になってきたことでした。
行政も同席する定例会ですので、仮設住宅の問題点について自治会蝶さんから質問がどんどん出てくる場面がこれまでも多く見られたのですが、「自治会長個人」の意見ではなく、「自治会の支部会でこういう意見が出た」という内容の共有になってきたので、「自治連合会」という名前にふさわしい会合になってきました。
また、各支部からの連絡の後は、関係機関からの連絡の時間が少し設けられています。
NPOは基本的にオブザーバーの位置づけですが、いくつかの支援団体から仮設住宅支援に関わる活動の紹介等がされました。
「活動規模の縮小」という話題も耳にするようになりましたが、これから、支援団体の数が減っていくことも想定されるため、石巻市民で支え合う仕組みをサポートしていきたいと思います。