カテゴリー:私たちのこと
2013.04.27
「墓地が校舎を挟んでいる。なんか変」と問われた。見慣れた風景のことで気づきもしなかった。門脇小に東京人を案内したときのこと。あらためて市内の小学校を見渡したら石巻小、湊小、住吉小も隣接して寺があり墓地があった。
「明治6年の学制改革で小学校を建てるとき、たまたま墓地近く建っただけ」とのこと。郷土史家によると「学校となれば一定程度の広さが必要。当時も今も、街中にそのスペースはない。(津波後はそうでもないか! 冗談です)。となれば郊外に。そこに墓地があっただけ」という話。
明治以降、一応の発展をみせた石巻。時を経て町が広がり当時の郊外が商店街、住宅地と様子を変えたというわけです。ちなみに門脇小は当初、旧仙台藩津方奉行所跡に開設されています。
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