2月の石巻仮設支援連絡会は前回開催時からお伝えの通り、「お互いの活動を知ろう!」をテーマに石巻市の既存ボランティア団体にお声掛けし、支援団体交流会として開催されました。
震災直後から活動しているNPO団体も、地域団体との協力・情報交換の重要性を理解し協働する場面や、既に活動の大部分を“引き継ぐ”形となっている事もあります。この交流会では活動内容にこだわらず、市民活動によってより良い石巻を目指す方々同士が、気兼ねなくお互いの想いを語り合いこれからの課題などを共有する事を趣旨としました。
当団体でも企画・運営のサポートをさせていただき、当日は大雪後にも関わらず13:30からの開催時間にはほぼ全ての参加予定者(石巻仮設支援連絡会に登録している団体と石巻市既存のボランティア・NPO団体合わせ計28団体)が着席し、最初に各団体による自己紹介が行われました。
一通りの紹介が終わったところで活動地区を目安に大まかにテーブルを分けて、より身近な話題から意見交換がスタート。
各テーブルには石巻市社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターが進行役となって座り、話題の方向は、石巻市内の教育、震災後の心のケア、震災直後の避難所での体験談など多岐にわたる話題に花が咲き、終始、笑い声も飛び交う和やかな雰囲気で閉会時間を迎えました。
その後も会場には多くの参加者が残り、積極的に活動内容を聞き合っていたのが印象的でした。
これまでにない試みとして行われた交流会ですが、支援団体同士の交流促進と今後の活動視野の広がり等、繋がりを生むきっかけの場となっていれば幸いです。
大雪後の為、駐車スペースの確保(雪かき)も含めた準備に奔走して会を運営していただきました石巻市社会福祉協議会の皆様、そして参加された皆様、大変お疲れ様でした。
次回、第10回石巻仮設支援連絡会は、平成26年3月13日(木)17:00からを予定しております。
ご興味をお持ちの団体の皆様のご参加をお待ちしております。