今年の夏は、資料館「MEET門脇」と「みやぎ県東日本大震災津波伝承館」の場もお借りして様々な企画を準備しています。気軽に参加できるものから、じっくりお話を聞くことができる企画まで、まずは4つの企画(全て無料)を発表いたします。
【企画1】第1回3.11トークセッション「絵本と伝承」
毎回テーマに沿って県内各地からの伝承活動に携わる方々が登壇する企画です(全6回)。第1回のテーマは「絵本と伝承」。登壇者は、一般社団法人「健太いのちの教室」の田村弘美さんと「日和幼稚園遺族有志の会」の佐藤美香さんです。お二人とも2023年に絵本を出版。絵本に込めた願いや製作や出版を通じた人との出会いなど、お話しいただきます。
・日時:7月21日(日)13:30~14:30
・会場:みやぎ東日本大震災津波伝承館
【企画2】朗読会 ~震災を伝える絵本・紙芝居を聴く~
3.11トークセッションでご登壇いただいた語り部さんが、MEET門脇にて出版した絵本や製作した紙芝居を朗読してくださる機会です。
[第1回] 7月28日(日)14:00~(約30分)
朗読:田村弘美さん(一般社団法人 健太いのちの教室)
絵本『ふしぎな光のしずく~けんたとの約束~』
[第2回] 8月10日(土)10:30~(約40分)
朗読:佐藤美香さん(日和幼稚園遺族有志の会)
紙芝居『忘れないよ 小さな命と あの日のこと』、絵本『2人の天使にあったボク』
【企画3】地元高校生による「MEET門脇」ボランティアガイド
地元の高校生が展示ガイドに挑戦します。基本の案内内容はありますが、そこに断片的に残っている記憶や家族の経験などを織り交ぜたガイドとなるため、内容は各高校生のオリジナルです。チャレンジする高校生のガイドを聞きながら、次世代や身近にいる大切な方の命を守るため、今からできることを一緒に考えてみませんか?
[1回目] 8月08日(木)13:00~ [2回目] 8月11日(日)11:00~、13:30~
この企画は、次の2つの団体が行っているプログラムがあるために実現しています。詳細はそちらをご覧ください。 まきボラ(主催:一般財団法人まちと人と)、夏ボラ体験(主催:認定NPO法人杜の伝言板ゆるる)
【企画4】MEET門脇 展示ワークシート
子ども達が気軽に取り組める災害や防災について考える「ワークシート」を作りました。MEET門脇の展示に隠れている言葉やスタッフの案内を、シートの空欄に書き込んでいくことで、ゲーム感覚で自然と災害へ知識が増えるほか、完成したシートは夏休みの自由研究として提出できるかも! ワークシートは7月20日から配布を開始します。
ほかにも、お子様やご家族向けに、夏休みの宿題や東日本大震災からの学びをより身近に感じていただける企画をご用意する予定です。ぜひお誘いあわせのうえ、ご来館ください。